つらつら椿花日記(2025年6月8日)【チョウ特集号Ⅱ】

つらつら椿花日記(2025年6月8日)【チョウ特集号Ⅱ】

今回はチョウ特集Ⅱです。鳥(チョウ)の部と大津市チョウ調査員の活動の途中経過として蝶(チョウ)の部をご覧下さい。

1.鳥(チョウ)の部※番号は写真左上から順に…
「瑠璃三鳥」といって、日本の代表的な青い鳥としてオオルリ、コルリ、ルリビタキの3種類が挙がりますが、イソヒヨドリだって相当青いです。この幸運を呼ぶ青い鳥をJR小野駅周辺(写真01~04再掲)に続いて、朝日二丁目集会所附近(05・06)やまんだら山界隈(♀鳥が5・6羽群がって囀り合っていました。07~09)で頻繁に見かけるようになりました。

青い鳥ではあるけど、この青みは地域差や個体差があるのかもしれない。きれいな青に、美しい歌声、おまけにフレンドリーでチャーミング。こんな鳥が実は割と近くにいる。イソヒヨドリは幸運や幸福を象徴する鳥とされていますので、見掛けたら、あなたにも良い変化が訪れることでしょう。

※写真(10~12)は、鳥ではなく野生のヒヨドリソウです。集会所前に植栽したヒヨドリソウ苗の(種子を採取した)親木で、今年もまんだら山側溝縁に芽吹いていました。(別名:ヒヨドリバナはキク科の多年草。日本各地の林道の脇、草原や渓流沿いなどの日当たりの良い場所に自生する。ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったとされています)

※磯でさえずるヒヨドリ似の鳥。建造物を崖に見立てて市街地にも進出(サントリーの愛鳥活動/日本の鳥百科より)
全長23cm。オスは頭から胸、背、腰までが青藍色。腹は赤褐色。翼と尾は黒っぽい。メスは全体が灰褐色で、背は腹より黒っぽく、鱗様の模様が沢山あります。
大西洋から太平洋までユーラシア大陸の中部に連続して分布しています。地中海、黒海、カスピ海沿岸からヒマラヤ山地など、温暖な海岸から大河沿いの崖地などに生息しています。
日本では全国で繁殖していますが、北海道では少なく、本州以南には普通に分布しています。小笠原諸島、南西諸島などにも多数が生息しています。海岸の崖地に生息しているのが普通ですが、時に海岸から離れた崖地、さらに人工的な建物にも生息することがあります。
さえずりは柔らかな澄んだ声で、かなり美声。岩の上やコンクリート堤防の上などでさえずる姿をよく見ます。
海岸の磯で見ることの多い、灰黒色に見える鳥で、ヒヨドリと大きさも似ているので 「磯鵯(イソヒヨドリ)」の名は、生息地にちなんだ名前になっています。

2.蝶(チョウ)の部※大津市環境市民調査チョウ調査の途中経過(科/撮影日・時刻)
13ヒメウラナミジャノメ(シジチョウ科/5月21日-14:29)
14ホシミスジ(タテハチョウ科/5月23日-14:43)~オモテ面
15ホシミスジ(タテハチョウ科/5月23日-14:43)~ウラ面
16乱舞するモンキアゲハ(アゲハチョウ科/5月27日-14:12)
17アゲハチョウ(アゲハチョウ科/5月27日-14:32)
18ツマシロウラジャノメ?(シジチョウ科/5月27日-14:44)
19道路に横たわるアオスジアゲハ(アゲハチョウ科/5月27日-15:20)
20眠りに入るモンシロチョウ(シロチョウ科/6月4日-17:11)
21眠り続けるモンシロチョウ(シロチョウ科/6月5日-06:56)
22お目覚めモンシロチョウ(シロチョウ科/6月5日-08:45)
23キタテハ(タテハチョウ科/6月5日-14:21)
24キンモンガ(アゲハモドキガ科/6月5日-14:30)残念蛾の仲間(調査対象外)