つらつら椿レポート 実生チャレンジ物語 since 2022 第1部 ハイドゥーン椿(ベトナム原産椿)編

つらつら椿レポート 実生チャレンジ物語 since 2022 第1部 ハイドゥーン椿(ベトナム原産椿)編

現在、朝日二丁目集会所前斜面に「つらつら椿外苑」(仮称)を整備中です(後援 :朝日二丁目いきいきサロン・協賛 : 美しくしよう会)。
集会所前古墳への階段からわらびの里公園までの新しく整備中の散策径の脇に、実生椿苗3本を移植しました。①浦妙(うらぐはし)(2013年親不明の自家栽培種の自然実生)②海石榴(つばき)(2016年自家栽培種「秀蘭(しゅうらん)」の実生。ソメイヨシノ公園に植えている『まんだら椿』と姉妹種となります)③和我可度(わがかど)(2016年自家栽培種「曙(あけぼの)」の実生。近くに植えている『小野乃春野(おののはるの)』『暁来椿(あけき)』と姉妹種となります)。②③は種蒔から7~8年経過しており、今季初開花が期待出来ます!?。今回の植樹予定は残り5本です。
写真上左から①浦妙(うらぐはし)②海石榴(つばき)③親椿「秀蘭(しゅうらん)」④姉妹種『まんだら椿』下左から⑤和我可度(わがかど)⑥親椿「曙(あけぼの)」⑦姉妹種『小野乃春野(おののはるの)』⑧『暁来椿(あけき)』です。

第1部 ハイドゥーン椿(ベトナム原産椿)編昨年(2022年)初めてハイドゥーン椿に3個の果実が出来ました。念願の実生苗作りにチャレンジします。採取した43個の種子から実生苗にチャレンジし、27本が発芽しました(発芽率62.8%/2023年6月1日現在)。これは、この27本のハイドゥーン椿の実生苗が、成長し開花するまでの記録です。椿の実生は、種を蒔いてから開花までに7~8年、時には10年以上かかることもあります(日本原産の藪椿系の場合)。果たして外国原種椿はどれくらいかかるのでしょうか。長い挑戦の始まりです。(経過はpdfで)

次回は、7月21日(金)に、第2部 大東茶(台湾原産椿)編を発行予定です(人足)。