つらつら椿外苑(仮称) 実生チャレンジ

つらつら椿外苑(仮称) 実生チャレンジ

現在、朝日二丁目集会所前斜面に「つらつら椿外苑」(仮称)を整備中です。
開始当初は、鹿対策で防獣ネットを設置していたのですが、植樹椿の量も多く、手抜きをしたわけではありませんがネットをしなかった所、新芽が悉く、食害に遭ってしまい、急ぎ防獣ネットを設置中です。(8割方設置済み)

椿は実生(みしょう=種から育てる)すると親樹とは異なる花や葉となることが間々あります。
ソメイヨシノ公園に植樹した「まんだら椿」の親樹は「秀蘭」ですが、葉は葉先が金魚の尾の様に分かれています(金魚葉)。花は、白・ピンク・斑入りと色々に咲き分けます。(写真上段:左より「秀蘭」+「まんだら椿」3点)また今回植樹をした「小野乃春野」の親樹は「曙」ですが、葉は桜の葉っぱの様な形状(桜葉)でこちらの花もピンク・斑入りと色々に咲き分けます。(写真下段:左より「曙」+「小野乃春野」3点)

実生は、種を蒔いてから開花までに7~8年、時には10年以上かかることもあります。2015年から16年に採取した椿の種子を発芽させた(実生/みしょう)7種の椿がそろそろ開花の時期を迎えています(詳細はpdfでご確認下さい)。獣害対策で植樹が予定より遅れていますが、秋口までにはこの実生椿を移植予定です。どんな花を付けるか楽しみです。乞うご期待!!(もちろん防獣ネットも設置予定です)
(人足)