Excel の関数入門

Excel の関数入門

計算式に四則演算(+・-・×・÷)しか使っていない貴方・・・・・
Excel には非常に多くの関数が備えられています。でもよく使われるのは合計(SUM)ぐらいですよね。これじゃ余りにももったいない。せっかくの多機能表計算ソフトですから、さまざまな関数を使って仕事を効率化しましょう。また、計算と言っても数字の計算だけじゃ無いんですよ。文字列だって計算の対象になります。下記の様な、簡単なものだけでもいいんです。きっとあなたの仕事を劇的に効率化してくれる便利な関数ですよ。

●数えてみよう(COUNTA、COUNT、COUNTIF、DCOUNTA)
数を数えるのはパソコンの得意技、複雑な条件でもExcelに数えさせちゃいましょう。簡単な関数を勉強します。

●セルにふりがなを自動入力する(PHONETIC関数)
PHONETIC関数は指定したセルのふりがなを取り出す関数です。この関数を使えばふりがなを自動で入力することができます。

●条件によって利用する式を変える(IF関数)
「もし条件を満たせば〜する。そうでなければ〜する」というように、条件によってセルに表示する内容を変更するときに使います。

●条件に合うセルを集計する(SUMIF関数、SUMIFS関数)
特定の条件に合うセルだけを集計したいことってよくあると思います。そんな時はSUMIF関数を使えば簡単に処理できます。また複数の条件を指定するSUMIFS関数もExcel2007から追加されたので、より複雑な条件を指定することもできます。

●Excelで年齢など経過年数(月数や日数など)を自動計算する
Excelで年齢のように経過年数(月数や日数)を自動で計算したいことってよくあります。そんな時に使うのがdatedif関数です。

●平均(AVERAGE)、最大値(MAX)、最小値(MIN)、標準偏差(STDEVP)と関数挿入ボタンの利用

●四捨五入(ROUND)、切り上げ(ROUNDUP)、切り捨て(ROUNDDOWN)
エクセルの丸め処理には要注意。ちゃんと四捨五入を指定して、丸め誤差が出ないようにしましょう。
※丸め誤差とは、数値の計算処理の都合上、ある程度で値を省略することにより、計算結果に現れてくる誤差のことである。 丸め誤差の「丸め」とは、任意の桁数以上の精度の数値を端数として処理してしまうことであり、四捨五入や切り上げ、切り捨てなどを含んでいる。