発起人会では、旅するチョウアサギマダラの大好物『ヒヨドリソウ』と『フジバカマ』の種蒔及び育苗にチャレンジ中です。大好物の栽培数を倍増させて、アサギマダラたちの「お・も・て・な・し」を企てています。初めての挑戦ですのでどうなることやら……!?
その奮闘記をお知らせします。
Ⅰ.ヒヨドリソウ
①年も瀬の昨年(2024年)12月30日。日々の散歩コース(まんだら山際道路を通って金比羅宮に至る)の山側の側溝に自生する『ヒヨドリソウ(別名:ヒヨドリバナ)』が、枝に綿毛のある種子を沢山付けていたので、採取をして育苗ポット(4×4×3段)を苗床にして種を蒔き、ダンボールとアルミシートで防寒対策をして、水遣りを継続しながら発芽を待ちました(写真01~03)。
②種蒔から待つこと3か月余。2025年4月2日にやっと小さな芽吹きを確認できました。同月21日には本葉が2枚から4・5枚へと成長し始めました(04~09)。
③5月6日成長の早い苗をビニールポットに1本づつ移植。化成肥料を施し、日当たりの良い場所でしっかりと水遣りをしながら、本葉が5枚以上なるのを待って、つらつら椿外苑に植え付ける予定です(10~12)。成長にバラツキがありますが、約60本の苗が育っています。
(植付けの日程は未定です。苗の育ち具合を見ながら、メンバーの皆さんと相談しながら決める予定です)
④昨年12月28日つらつら椿外苑に、株分けをして植えた10本の苗木は、5本が新芽を出し、その後定植をしました。つらつら椿外苑に、ヒヨドリソウ植栽用の畝をリサイクル堆肥を加えて準備中です(13~20)。
Ⅱ.フジバカマ
「長野県上田市の川西まちづくり委員会地域振興部会は『蝶の舞う里かわにし』を目指して、フジバカマを植えています。ご協力をお願いします」とのコメントと共に、地域在住の方から、朝日二丁目在住のKさんに『フジバカマの種』が送られてきました。送られてきた『フジバカマの種』をKさんから譲り受けました。ありがとうございます。
①2025年4月15日。種蒔用の簡易育苗キットを製作し、翌16日3枚の育苗箱に種蒔をしました(写真21~26)。
②同月21日発芽の気配もありませんでしたが…。24日突然芽吹きました(27~29。(およそ500超えの新芽が顔を出したようです)
種蒔から1週間余での発芽です。しっかりと日に当てて、朝夕にたっぷりと水遣りをづけています。(写真30は5月7日現在の様子)
③成長を待って、フジバカマ第3花壇ほかに移植予定です。生育数によっては、参加者・希望者の皆様に個人栽培用として配布したいとも考えています。
※会の名前が『朝日2丁目にもフジバカマを植えてアサギマダラを呼ぼう!!』の会(仮称)ととても長いので、もっと簡潔な名前を募集したいと考えています。
『アサギマダラをお・も・て・な・しする会』(仮称)は新名称の一例です(これで決定ではありません)。(発起人代表:井上)