第111回 朝日二丁目金曜朝市10月31日(金)

第111回 朝日二丁目金曜朝市10月31日(金)

第111回 朝日二丁目金曜朝市 10月31日(金) 曇天
8時過ぎ、灰色の雲が空一面に流し込んだように広がっていた。いつ降り出してもいい、のっぺりした空である。
10分には常連三人が連れ立つように来られる。まもなく軽トラ栗原号がいつもより数分早い感じで到着した。
新鮮なネギがたくさんある。20束を超える。香りが立つ。
銀杏が化粧したのかというように小さな顔を「ニューフェイス揃いです」と言っている。手間暇加えられた秘蔵っ子だ。
ナス、カボチャ、サツマイモはそろそろ終末を迎えそうだ。代わりにネギが次々と元気に成長してくる。
大根の初顔登場が待たれるがまだ半月は待たなければならない。例年の時期に蒔いた種は、長く続いた暑さの所為で発芽とともに萎え枯れてしまった。時期をずらして種を蒔き直したという。大根一つに、育てる農家の情けなくなるほどつらい心情が伝わる。
小松菜も似たようなもので、運が良ければ来週あたりやっと再登場となる・・・・かも知れない。
野菜のひとつ一つが小さな物語を秘めているといえる。そこに人の手が寄り添っている。
ありがたいことです。

 

原則100円
100円:ナス(・青ナス)9袋、ネギ32袋、ピーマン8袋、ゴーヤ3個、かぶら菜3袋、里芋3袋、大根葉11袋、廿日大根4、トウガラシ3袋、豆3袋、カボチャ(・坊ちゃんカボチャ)4個
150円:カボチャ(・坊ちゃんカボチャ)2個
200円:ジャガイモ15袋、柿11袋、カボチャ(・坊ちゃんカボチャ)2個
250円:トウガン1個、銀杏13袋
300円:サツマイモ(紅はるか・鳴門金時)10袋
350円:トウガン3個