つらつら椿花日記(2025年4月30日増大号)

つらつら椿花日記(2025年4月30日増大号)

大型連休真っただ中の4月30日、つらつら椿花日記増大号をお送りします。一部重複もありますが、全85枚の花々たちをお楽しみ下さい。

第1部(30枚)では、『イワカガミ』・『ギンリョウソウ』などまんだら山遊歩道界隈の山野草も加えてみました。イワカガミの群生地はまだ残されている様ですが、ショウジョウバカマ、イワナシは激減している様に感じます。ギンリョウソウは今年はたくさん顔をだしています。踏みつけないようにご注意をお願いします。

『まんだら椿』は、1本の樹で白花・ピンク花・斑入りなどに咲き分けます。『越の麗人』も同様に赤花なども咲きます。『ルチェンシス』は『エリナカスケード』の交配親といわれています。旅するチョウアサギマダラが好きな『ヒヨドリソウ育苗』も順調で、5月中につらつら椿外苑に定植する予定です。

第2部(30枚)。『ルチェンシス』はヒメサザンカ(姫山茶花)とも呼ばれる原種で、沖縄県西表島~奄美大島に自生する日本固有種です。花は白色~薄桃色でで一重咲き、極小輪です。ウメの花に似た芳香があり、多くの香りツバキの交配親となっています。可憐な小さい花と、心地よい香りで人気の品種です。『エリナカスケード』、『月待姫』などの交配親といわれています。

『赤花梵天』、『七変化』、『錦葉覆輪一休』などは変り葉椿といわれています。『西方尼寺桂子椿』及び『啓子椿』に関しては、当ホームページ掲載【つらつら椿花日記(2025年4月
号外)】を参照して下さい。

第3部(25枚)。旅するチョウアサギマダラが好きな『フジバカマ育苗』~「長野県上田市の川西まちづくり委員会地域振興部会は『蝶の舞う里かわにし』を目指してフジバカマを植えています。ご協力をお願いします」とのコメントと共に、その地域在住の方から、朝日二丁目在住のKさんに『フジバカマの種』が送られてきました。(当ホームページ掲載【フジバカマの種をいただきました】を参照して下さい)その種は順調に発芽をし、6月中には定植できそうです。

『肥後京錦』は1本の樹で色々な花をつけます(枝変わり)。『藻汐』は、沖の浪の枝変わりといわれています。

以上。最後までご覧いただきありがとうございます。担当はつらつら椿外苑管理人有楽斎でした。