ブラウザのプッシュ通知機能の悪用に注意

ブラウザのプッシュ通知機能の悪用に注意

最近ネットを見ていると、サイトのアドレス欄の下に写真の様な通知の許可を求める画面が多く出てきます。
これは最近はやりのプッシュ通知と言う機能です。
Webプッシュ通知とは、通知を許可したユーザーに向けてWebブラウザを経由してプッシュ通知をする機能、サービスです。コストをかけずに購入・申し込みを増やせることから、導入する企業が増えています。
しかしまともな企業で、それなりのサービスが受けられるのであれば問題ないのですが、ブラウザのプッシュ通知を悪用し、偽の通知を表示させ、不審サイトに誘導する手口が横行しています。
「コンピュータが危険にさらされている」「パソコンをクリーンアップしてください」といったメッセージが繰り返し表示される被害が多発しています。

その企業のサービスを受ける気がないなら、通知の許可を求められたら、ブロックするべきです。ブロックしてもサイトは問題なく表示されます。
誤ってプッシュ通知を許可してしまった場合でも、ブラウザに登録した通知許可を削除できます。

Google Chromeの場合
Chrome画面右上のメニューボタンから「設定」を選択
「プライバシーとセキュリティ」>「サイトの設定」を選択
「通知」を選択
「許可」欄の不審なURLのメニューボタンから「削除」を選択

Microsoft Edgeの場合
Edge画面右上のメニューボタンから「設定」を選択
左側メニューの「Cookieとサイトのアクセス許可」を選択
「通知」を選択
「許可」欄の不審なURLのメニューボタンから「削除」を選択

Firefoxの場合
Fire fox画面右上のメニューボタンから「オプション」を選択
左側メニューの「プライバシーとセキュリティ」を選択
「許可設定」の「通知」の右側の「設定」を選択
不審なURLの「現在の設定」を「不許可」に変更し、「変更を保存」を選択