会則改正について

趣旨説明
高齢化の進行は自治会活動の担い手の減少を加速させています。おそらく、本年度中に高齢会員の増加から二つの班の合併が具体化することになるでしょう。つまり15班体制になるのが目前に近づいているのです。湖青一丁目が既に10から9班になっており、班長が複数の専門委員を兼務している状態にあり、活動に無理が生じています。朝日2丁目が12班を割るとそれに少し近づきます。12班という数は、専門委員の複数体制、つまり職務の分担や交代、代理が可能である最小限度の班数です。一方、一般いう執行部三役(例:会長・副会長・会計)の職務も分散、軽減を図らなければ活動が継続的なものにはなりません。機能的な集団に改造する工夫が求められています。
班長・専門委員の職務が過重にならないようにし、執行部の職務を整理、分散、軽減するための提案です。
会長・副会長制を廃して会長・事務局長制とします。そして将来予想される厳しい状況に陥らないよう、出来るだけ専門委員の員数の確保に努めるため、会計と書記(広報)を事務局に移し、会長・事務局内でその職務を分担します。年度当初は会長・事務局長・事務局員(会計)で執行部を運営しますが、これを、既に形成しつつある夏祭りや防災、環境美化などの支援スタッフがバックアップします。幸いなことに朝日2丁目では班長・役員を経験した方々をはじめ有志の方々が大勢支援してくださっていますので、既に人材は得ています。そうした人材から若干名の事務局員を役員(班長)の了承を得て立案実行の執行部を形成しようというわけです。会長に事あるときでも、事務局長を中心に実行部隊として機能することでしょう。あるいは、万が一会長の立候補者がないような事態が起こったとしても執行部(事務局)がほとんどカバーできますから、会長なり手も不安や負担感が大幅に軽減され、継続的な自治会活動が保持されるに違いありません。

専門委員の条項も若干整理します。
自主防災委員を専門委員から除外します。防災関連については小野学区自主防災会の下部組織である朝日二丁目支部(朝日二丁目自主防災会)が担うことになっています。班長でその役員を構成しています。朝日二丁目支部の独自の活動としては残念ながら防災研修会(8月)を実施するにとどまっています。小野学区自主防災会主催の研修会や総合防災訓練は、自治連合会をとおして自治会が、あるいは専門委員が職務の一部として協力しています。会則は旧来のままであり、現実に合いません。
防災に関わる火急の課題は「未来会議」でも指摘がありました《具体的な分かりやすい町内防災システムの構築》です。新体制(事務局)の中で協力スタッフと協力して立案する計画です。

「慶弔費に関する細則」について
年度末の反省会(役員会)において、慶弔費の香典供花を廃止しては同かとの意見が出た。
会長としても、家族が亡くなられた数ヵ月後に情報を得たり、場合によってはまったく情報が入って来なかったりして対応には苦慮しているので、この件については新年度中に検討して結論を出したい。